サブグループ解析の落とし穴と予防法について

文献

  • Forest plots and the interpretation of subgroups (Lancet 2005)

まとめ

  • サブグループの症例数は、全体の症例数より常に少ないから、サブグループ数の信頼区間は常に全体の信頼区間より広い。
  • 従って、サブグループごとの治療効果だけを見ていくと、パワー不足により、本当は全体でみれば検出できる有意差を、誤ってないと言ってしまうことがある。
  • つまり、全体を複数のグループに分けて、各グループごとに有意差を調べて行って、全グループで有意差の存在が否定されたとしても、全体をまとめて見れば有意差がつく可能性は大いにあるということ。
  • 予防策は、(1)まず全体に対して有無の有無を判定し、その後、サブグループ解析に進み、サブグループ間に有意差があるかどうかを検討するという2段階を踏むこと。(2)Forestプロットの書き方を工夫すること、である。
  • サブグループ解析におけるForestプロットの書き方、読み方としては、垂直線を有意差の有無を示す線(信頼区間がその線を交差したら有意差なしと判定する線、即ち全体に対してはリスク比1.0の線)ではなく、全体の治療効果を示す線に引き直すことである。なぜならサブグループ解析では全体の効果に対して各サブグループの効果が異なるかどうかを判定するのが目的であり、各サブグループに対してリスク比1.0をまたぐまたながいを考えることは意味がないからである。

funnel plot for sugbroup analysis

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